こんにちは!
今回はイタリア旅ブログ第3弾、水の都「ヴェネツィア」の観光おすすめスポットをご紹介します。
- 「イタリア旅行に興味がある」
- 「一度は海外旅行に行ってみたい」こう考えている方にオススメの内容です。
また、このブログで今まで「海外に興味はあるけど、なかなか踏み出せない…」と思っている方にも、海外旅行や留学の実現方法をご紹介していきます。
どうぞ、最後までよろしくお願いいたします。
目次
ヴェネツィア観光のオススメ5選
118の孤島から成り立ち、それぞれが橋で結ばれている世界的にも珍しい水の都「ヴェネツィア」にやってきました。
独自の国家と文化が栄え、街自体が世界遺産として登録されています。
今回は、私が実際に足を運んだ中から、水の都ヴェネツィアのおすすめスポットをご紹介していきます。
カナル・グランデ
最初にご紹介するのは「カナル・グランデ」と呼ばれるヴェネツィアのメインストリートとも言える運河です。

ヴェネツィアの中でも船の運航量が最も多く、水路の数も非常に多い運河です。
ヴェネツィアを逆S 字の様に大きく流れており、水上バスやゴンドラが運航されています。
「カナル・グランデ」とは大運河を意味し、この運河沿いに様々な商業施設やレストランなどの建物が並んでいます。
その景色はまさに水の都そのものです。日本ではあり得ない光景なので初めてヴェネツィアの景色を見たときは圧倒されました。
電車に乗る感覚で水上バスに乗るので、それも非常に貴重な体験だと思います。
リアルト橋
カナル・グランデに架かる最古の橋であり、「白い巨像」と呼ばれる「リアルト橋」です。

当時、ヴェネツィアで最も栄えていたサン・ポーロの地域”リアルト”からその名がつけられました。
橋の上は階段状になっており、お土産屋やブランドショップが軒を連ねています。
この写真のように橋の様子を楽しむのも良いですが、橋の上から運河を見ると、ずっと見ていられるような美しいヴェネツィア特有の景色が広がっており思わず見入ってしまいます。

サン・マルコ寺院
かの有名なナポレオン公が「世界一美しい広場」と評したサン・マルコ広場に佇むs世界遺産「サン・マルコ寺院」をご紹介します。
当時、キリスト教の中心地であったエジプトはアラブ人により支配されており、聖マルコの墓地すらも荒らされている状態でした。
独立国家として国際社会に出るため、ヴェネツィアの商人が聖マルコの遺体を保護し守護神として讃え、その遺体を安置するために建てられたのがこの「サン・マルコ寺院」となります。

サン・マルコ寺院は壮大かつ繊細なビザンティン建築の非常に美しい寺院で、広場には世界中から観光客が訪れます。

近くで見るとその繊細さがより伝わってきます。
天井にはモザイク画が描かれ、内部には大理石の柱や宝石が埋め込まれた黄金の衝立があるなど、当時のヴェネツィア共和国時代の強力な勢力が伺えます。
この広場の周りにはカフェやレストランが連なっており、休憩を挟みながらじっくりと鑑賞し、優雅な時間を楽しんでみてください。
ムラーノ島
冒頭でもご紹介しましたが、ヴェネツィアは118の孤島から成り立った都市です。中でも「ムラーノ島」は長い歴史を誇るガラス細工「ヴェネツィアングラス」が非常に有名です。

ヴェネツィア共和国時代、島にガラス職人を集め工房を開いたことが起源とされています。ヴェネツィアは地理的に原料や燃料などは困難であるため、独自の技術であるガラス製造を手厚く保護し、厳しい管理下に置くことで、ムラーノ島のガラス細工が時代とともに価値を生み出していきました。
近年は中国製の安く見栄えの良いガラスが主流となってしまっています。このような伝統的な職人技術が廃れつつあるのは非常に悲しい事実ですが、ムラーノ島にしかないヴェネツィアングラスの美しさを実際に手にとって体感してください。
また、ムラーノ島はヴェネツィア本島からのアクセスも良く、ホテルもたくさんあるので宿泊にはもってこいです。
有名観光地からは少し離れているので、夜も落ち着いて過ごすことができます。
アッカデーミア橋
カナル・グランデに架かる橋の中で、リアルト橋の次に人気なのがこの「アッカデーミア橋」です。1854年に作られた当初は鉄製の橋でしたが、1933年に改築され、木造の橋へと生まれ変わりました。

カナル・グランデ沿いはカフェやレストランが多数あります。
この写真の方々の様に、川沿いで美しい建築物を見ながら一息つくのもヴェネツィアの楽しみ方の一つだと思います。
また、この橋の上から見える夕方のヴェネツィアの景色は美しいの一言です。

もちろん水上バスでもアッカデーミア橋の下を通ることもできるので、水上バスの位置に知パスを購入し、思いつくがままにヴェネツィアを水上バスで周ってみるのも楽しいと思います。
ため息橋
今までご紹介した「サン・マルコ寺院」や「リアルト橋」についでヴェネツィアの人気スポットとなっているのがこの「ため息橋」です。

ヴェネツィア観光ブックなどにも必ずと言って良いほど取り上げられています。
よく「ため息が出るほど美しいから」という理由でため息橋と名付けられたと思われていますが、実は本当の理由が別にあります。
このため息橋は「ドゥカーレ宮殿」と牢獄を結ぶ橋です。
「ドゥカーレ宮殿」とはヴェネツィア共和国時代の総督の居城であり、立法府や裁判所も併設されている三権が全て集まった場所でした。
その牢獄に収容されていた囚人たちが牢獄に入る前にこの橋を見てため息をついた、という理由が本当の「ため息橋」と名付けられた理由と言われています。
とは言え、このようにゴンドラでヴェネツィアの街を周遊できるので、美しい街をため息をつくほど満喫するのが現代ではオススメです。
水上バスから眺めるヴェネツィアの街並み
最後は特定の場所のおすすめスポット言う訳ではないですが、私が一番強くヴェネツィアの魅力を感じ取れた場所をご紹介します。
それは、先ほどからも少しお伝えしていますが「水上バスで移動しながら街を眺める」と言う方法です。

奥にあるオレンジ色の線が入った建物が水上バス乗り場になりますが、まずこの光景が異世界にいるような気分にさせてくれます。
そこから、特にあてもなく適当にきた水上バスに乗ります。すると、どんどん移り変わるヴェネツィアの街並みを一気に見ることができます。


特に、観光に疲れた夜の時間帯は、街がまるでライトアップされているかのような綺麗な街並みを見ることができます。

のんびり時が向くままにヴェネツィアの景色を楽しんでみてください。
最後に

水の都「ヴェネツィア」の旅、いかがでしたでしょうか。
ローマやフィレンツェの様なド派手な観光スポットがある訳ではありませんが、ヴェネツィアは水上バスからの眺めや落ち着いた景色を楽しむのが最も良い観光の仕方なのではないかと思います。
この写真のように海産物を使用したパスタなどの食べ物も絶品で、どこに行ってもハズレがありません。
ぜひ現地へ足を運び、その魅力を感じてみてください。
それでは、今回は以上になります。
次回はギリシャ・サントリーニ島からその魅力をお届けしていきます。お楽しみに!