こんにちは!
今回はイタリア旅ブログ第2弾、芸術の都「フィレンツェ」の観光おすすめスポットをご紹介します。
- 「イタリア旅行に興味がある」
- 「一度は海外旅行に行ってみたい」こう考えている方にオススメの内容です。
また、このブログで今まで「海外に興味はあるけど、なかなか踏み出せない…」と思っている方にも、海外旅行や留学の実現方法をご紹介していきます。
どうぞ、最後までよろしくお願いいたします。
目次
フィレンツェ観光のオススメ5選
世界で最も美しいの街の一つであるフィレンツェにやって来ました
花のように美しいと言われ、イタリア語の「フロレンティア(花の女神)」が都市名の由来とされています。
今回は、私が実際に足を運んだ中から、美しく芸術の街でもあるフィレンツェのおすすめスポットをご紹介していきます。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
最初の目的地はここです。
フィレンツェのシンボルであり、赤いドームがひときわ目を惹く中世の大聖堂「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」です。
このドームは”クーポラ”と呼ばれ、石積みの建築物としては世界最大の大きさとされています。”サンタ・マリア・デル・フィオーレ”とは、「花の聖母(マリア)」を意味し、クーポラのある大聖堂は総称して”ドゥオーモ”と呼ばれています。
このドゥオーモ付近には後ほどご紹介する、フィレンツェの名所「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」「ジョットの鐘楼」が存在し、3つを合わせて「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」と称されます。
そして、このドゥオーモがある一帯は「ドゥオーモ広場」と呼ばれています。
大聖堂の内部に入ることができるので、まずはその内部をしっかり確認してみましょう。
中へ入ると、決して豪華な装飾はされてないものの、厳かなカトリック教会の雰囲気が伝わって来ます。
さらに、天井を見上げてみると、先ほどのクーポラの内側にルネサンス期の絵画が描かれています。この絵画は旧約聖書の「最後の晩餐」をモチーフに描かれています。
さらに、この写真をよく見ていただくとクーポラの先端にたくさんの人がいるのがわかると思います。クーポラは内部から先端まで上がっていくことができます。
ただし、クーポラを登るには別途8ユーロでチケットを購入する必要がありますので注意してください。
ジョットの鐘楼
先ほどご紹介したドゥオーモのすぐ近く、高さ約85mを誇る「ジョットの鐘楼」がそびえ立っています。
「ジョット」とは中世フィレンツェの画家である”ジョット”という人物がデザインしたことから名付けられているそうです。
外壁は大聖堂と同じく、白・赤・緑の大理石で建築されています。
このジョットの鐘楼の内部はひたすらに上に登っていく階段となっています。
フィレンツェに来て多くの方が迷うであろう、「クーポラに登るか」「ジョットの鐘楼に登るか」この2択で迷うかと思います。
どちらに登っても、もちろんフィレンツェの絶景が一望できます。
私はこのジョットの鐘楼に登ることを選びました。
理由は冒頭の写真でもわかるように、クーポラの入ったフィレンツェの絶景を見てみたかったからです。
内部はこのように非常に狭い階段がひたすら続いています。
クーポラもジョットの鐘楼もどちらも登りたい方は、しっかりと自分の体力を把握した上で臨んでください。
登り切った後は、ものすごい達成感とともに、フィレンツェの絶景を堪能することができます。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂
次に、同じくドゥオーモ広場に建てられている、「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」をご紹介します。
ドゥオーモの真正面に位置し、こちらもジョットの鐘楼と同じく大理石が使われており、完璧な正八角形の美しい建物です。
中に入ると、天井に非常に美しいモザイク画が描かれています。
この写真を見ていただいても、サン・ジョヴァンニ洗礼堂が綺麗な正八角形であることがわかると思います。
また「洗礼堂」とは、キリスト教とになるための儀式・洗礼を受けるための場所です。カトリックの考え方として、人間は生まれながらにして罪を背負っている、と信じられています。
その罪を神に許してもらう場所が洗礼堂ということです。
実際に中に入ると分かりますが、内部には目立ったものがあるわけではありません。
その厳かな雰囲気の空間が、洗礼堂として機能していたことを物語っていました。
フィレンツェの革製品市場
イタリアの革製品は日本でもイタリアンレザーとしてとても有名で、一つのブランドといっても良いと思います。
そんなイタリアンレザーと言ったら真っ先に思い浮かぶのが、ここフィレンツェです。
フィレンツェの街中にはたくさんの革製品で埋め尽くされた出店があります。
少し分かりずらいですが、この子豚の像の奥に革製品が埋め尽くされたいるのが見てわかると思います。
この一帯は革製品の露店が10店舗以上密集しており、様々な製品を実際に手に取りながら購入することができます。
露店で製品を見ていると確実に店主から話しかけられ、元値の倍以上は高い金額で購入を勧められます。まずは値段を確認し、書いてある値段の半額になるまで交渉しましょう。
そこそこ渋られますが、しつこく自分の予算と意志を伝え続ければ向こうも折れ、こちらの提示する金額で購入できます。
日本で購入したら何万円もするような質の革製品がその値段の3分の1以下で買えてしまいます。私がフィレンツェに来たらいちばんの楽しみにしていたのがこの露店です。
ぜひ、じっくりと色々な革製品を見比べ、お気に入りを発掘してみてください。
ヴェッキオ橋
フィレンツェで最も有名な観光地の一つであり、フィレンツェ最古の橋である「ヴェッキオ橋」です。
第二次世界大戦が起きた後、フィレンツェで残った唯一の橋がこのヴェッキオ橋だそうです。
その見た目は完全に川の上に立つ集合住宅、といった感じですが、橋の上にはロレックスなどの高級ブランドショップがずらりと並んでいます。
完全に観光地化されてはいますが、700年に渡って現役で使われている橋であり、それはまさに奇跡であると思います。
フィレンツェの中心地にあるので、どこかの目的地に行きついでに渡ってみるというくらい気軽にいってみて良いかと思います。
フィレンツェ名物のイチオシ
絶品パニーノ屋さん
フィレンツェは本場のトスカーナ料理がいただける街として世界的に人気があり、グルメの街でもあります。
中でも「Vinaino Fiorenza」という絶品のパニーノがいただけるお店がイチオシです。
私は中身に豚の腸が挟まれたパニーノをいただきましたが、非常に美味しかったです。何より、パン自体がとても香ばしく、ジューシーな具と相まってとても食べ応えがあります。
観光はどうしても移動距離も多くなるので、こまめにフィレンツェ名物をいただいてエネルギー補給をしていきたいですね。
トスカーナのTボーンステーキ
トスカーナ料理の最も有名な料理の一つ「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」です。
見た目はTボーンステーキそのものですが、お肉がトスカーナ地区原産の牛肉を使用されています。
ほとんどのお店で最低オーダーのサイズが決まっており、最低でも1kgからの注文というお店も少なくありません。
これはお肉を薄く小さくしてしまうと美味しく焼くことができないからだそうです。
なんとも豪快な見た目ですが、赤身が多く、ヘルシーなお肉であっという間に食べ切れてしまいます。
他にもたくさんのフィレンツェ名物があります。
名前から見た目が想像できないような料理も多いですが、直感を信じてオーダーしてみるのも面白いのではないでしょうか。
最後に
花の都「フィレンツェ」の旅、いかがでしたでしょうか。
歴史的な建築物があるだけでなく、イタリアンレザーを使用した革製品や、絶品のトスカーナ料理をいただくことができるなどフィレンツェには本当にたくさんの魅力が詰まっています。
私は個人的にイタリアの都市の中でもフィレンツェが一番好みです。
街自体もコンパクトにまとめられており、どこに観光に行くにも歩いていくことができる一方で、電車やバスなどのアクセスもとても便利です。
ここでは限られた観光スポットしかご紹介できませんでしたが、他にもフィレンツェの魅力が感じられるスポットはたくさんあります。
ぜひ現地へ足を運び、その魅力を感じてみてください。
それでは、今回は以上になります。
次回はイタリア旅最後の目的地「ヴェネツィア」についてご紹介します。お楽しみに!