【転職】第二新卒の転職活動の進め方|新卒入社から2年で退職後、コンサル会社へ転職した方法

キャリアについて

こんにちは!
この記事では、第二新卒の方に向けた転職活動の具体的な進め方について、私自身の経験を交えながらご紹介していきます。

  • 「3年未満の社会人経験で転職できるのか」
  • 「第二新卒での転職方法がよく分からない」このように考えている方はぜひご覧ください。

私は新卒入社した日系大手企業で2年間働いた後、現在はコンサルティング会社で働いています。

特別なスキルがあったわけではありませんが、第二新卒として転職した経験があるので、ご紹介できればと思います。

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第二新卒の定義

3人に1人が3年未満で離職・退職を経験

「第二新卒」とは厚生労働省によると「学校(高校・大学・大学院等)卒業後、就労期間がおおむね3年未満の求職者」と定義されています。

ただ、第二新卒の定義は企業によって様々であり、年齢が25,6歳で就労期間が3年未満ほどであれば、基本的に第二新卒としてみなされる場合が多いです。

厚生労働省によると、新規大卒就職者のうち、3年未満での離職者は32.0%(平成28年度)というデータが公表されています。

出典:厚生労働省”新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)” 
■ 新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00002.html

事業所の規模にもよりますが、約3人に1人は3年未満で退職もしくは離職を経験しているということです。

近年では約3割もの人が3年以内離職を経験するという事実が注目され取り上げられていますが、平成元年でも27.6%と実はその傾向は以前から変わっていないという事実があります。

厚生労働省”学歴別卒業後3年以内離職率の推移”
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000140596.pdf

これは何を意味しているかというと、近年では3年未満での短期離職者が企業においてより重要性を増してきているということだと考えます。

第二新卒として求められるもの

3年未満で退職をすると、企業側からネガティブなイメージを持たれると思われがちです。

しかし、企業が第二新卒者に求めるものは”ポテンシャル”と”入社後の成長”、”仕事への意欲”です。

基礎的なビジネススキルを持ち、まだ前職の色に染まりきっていない第二新卒者は、企業からすれば真っ先に確保したい人材です。

しかし、逆にそのビジネススキルを前職でしっかり習得しておかなければ、第二新卒での転職は難しいということになります。

やる気や人柄はもちろん、転職後の明確なビジョンを持って転職活動に臨みましょう。

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第二新卒の転職活動のスケジュール

日系企業は4月の定期入社が一般的

第二新卒を採用する企業の多くは4月入社のスケジュールで採用活動を実施しています。

外資系やベンチャー企業であればその辺りはフレキシブルに調整できると思いますが、第二新卒の募集が始まるのは前年度の1〜3月が多いです。

理由としては、「その年の新卒採用枠をもう少し補填したい」「教育コストを掛けずに若い人材を定期的に採用したい」というものが多いと思います。

そのため、4月入社から逆算して転職スケジュールを立てていきましょう。

新卒採用とは違い、応募から内定まで非常に短い期間で完結するので、入念な事前準備が必要となります。

具体的な転職活動スケジュール

以下に、私が実際に経験した第二新卒でのスケジュールをご紹介します。

第二新卒の転職活動は概ね6ヶ月必要

第二新卒に限らず、転職には一般的に3ヶ月の期間が必要と言われています。しかし、たった3ヶ月で転職先を決めるのはあまりに短すぎると考えています。

特に第二新卒の転職は今後の社会人としての方向性を決める重要なイベントです。

最低でも半年の期間を確保し、自分が納得できる選択をするために慎重に活動していくべきだと思います。

第二新卒で転職するための考え方

第二新卒は中途採用と同じ

私は新卒入社したメーカーを2年で退職し、日系コンサルへ転職しました。もちろん、最初に入った会社で5年10年続けていく道もありました。

ですが、これからの長い人生の中である特定の企業で同じような仕事だけ経験していくことこそリスクなのではないかと思い、若い間に多様な経験を積んでおくためにはコンサル業界がベストな選択肢だと考えました。

第二新卒は、”新卒”とは明確に違います。

企業も第二新卒者に対し、ある程度の社会人経験や経験した業界の知見を求めます。

そこでいかに「経験のない業務でも短期間で結果を出すことのできる人材か」、「未知の領域であってもキャッチアップできる能力があるのか」アピールしていくことが最重要です。

実際に使ってみたおすすめの転職エージェント

私が第二新卒での転職で実際に使ってみたエージェントの中で、特に満足度の高かったエージェントをご紹介します。

・リクナビNEXT

株式会社リクルートが運営する転職サイトで、圧倒的な求人数が掲載されています。
どの転職サイトを使おうか迷っている人も、まずはこのサイトを登録しておけば間違いはありません。

また、スカウト登録の機能もあり企業や転職エージェントからスカウトが届きます。そこから転職の可能性を広げていくには持っていこいのサイトです。

<こんな人にオススメ>
・転職を考えているが、何から始めたら良いかわからない
・良い企業からアプローチがあれば転職を考えてもいい
・転職意向はないが、診断には興味がある

・ニューキャリア

株式会社ウズウズが運営するマンツーマンでのキャリア支援サービスです。求人の紹介ではなく、自身が今後実現していきたいキャリアの相談をざっくばらんにできる貴重なサービスとなっています。

<こんな人にオススメ>
・今後のキャリアビジョンを明確にしたい
・やりたい仕事を見つけたい
・自分の強みを活かせる仕事に就きたい

・えーかおキャリア

株式会社For_A-careerが運営する転職サイトで、20代の転職に特化しています。専任カウンセラーが付き、カウンセリングを通じて企業選定から書類対策、面接対策まで一貫してサポートが受けられます。

<こんな人にオススメ>
・マンツーマンで転職サポートをしてもらいたい
・転職活動のはじめ方から相談したい
・入社後にきちんと定着できる企業を探したい

まとめ

「新卒の就職活動では第一志望の企業に縁がなかった」、「働き出して初めて自分のやりたい仕事が見つかった」など第二新卒で転職する動機は人それぞれです。

私は自分の能力が最も発揮できる環境を探すために第二新卒で転職し、コンサル業界へ入りました。

大事なことは、自分の中で期限を決め、その期限内で自分自身が納得できる成果を出して初めて次のステージに進むことだと考えています。

単に仕事が嫌だから、早くやめたいから当の理由では納得できるキャリアに進むことは難しいと思います。

だからこそ、常に一歩先を見据えて毎日の仕事に取り組むことで自分の進む道が見えてくるのだと思っています。

これからも就職・転職・キャリアに関する情報や考えを発信していきますので、ぜひご覧ください!

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