こんにちは!
前回に引き続き、ベルギーに旅した経験をご紹介します。
今回はブリュッセルから移動し、アントワープ、ブリュージュという2つの都市についてお勧めスポットと共にご紹介します!
- 「ベルギー旅行のオススメが知りたい」
- 「どうやってヨーロッパを周ればいいか分からない」と思っている方はぜひご覧ください!
また、このブログで今まで「海外に興味はあるけど、なかなか踏み出せない…」と思っている方にも、海外旅行や留学の実現方法をご紹介していきます。
どうぞ、最後までよろしくお願いいたします。
目次
アントワープについて
アントワープ(アントウェルペン)はベルギーの中で首都ブリュッセルに次ぐ、第2の都市と言われています。
街全体がまるでアートかのように美しく、アントワープ中央駅は世界で最も美しい駅の中の一つと世界的に認知されています。地元の方々から「大聖堂」と呼ばれているそうです。
本日はそんなアントワープ旅のオススメ9選をご紹介します。
アントワープ中央駅
冒頭でもお伝えしましたが、アントワープの玄関口「アントワープ中央駅」です。
外観はまるで大聖堂かのように重厚で存在感があり、中に入るとガラスのホーム屋根が目に飛び込んできます。その造形の細かさと大胆さに圧倒されました。
アントワープ中央駅の外観です。
フランスのヴェルサイユ宮殿にも使用されている重厚感のある大理石で建設されています。
ホームに入ると広大な吹き抜けがとても印象的でした。
また、非常に造形の細かい時計台が設置されており、ずっと見ていられます。
ホーム周辺には飲食店や売店も充実しています。
アントワープ中央駅からは長距離の電車も多く通っているため、乗車前の買い出しや、乗車までの時間潰しも気楽にすることが出来ます。
アントワープ市街
アントワープ中央駅を出てすぐ、まるで絵画の世界かのような街並みを見ることが出来ます。
最先端のファッションブランドから、地元の家具店など幅広く網羅されています。
ここに来るまで色々なヨーロッパの街並みを見てきましたが、アントワープの街並みが最も美しいのではないかと個人的には感じました。
また、ベルギーワッフルのお店などベルギー名物ももちろん楽しむことが出来ます。
アントワープ聖母大聖堂
アントワープ市街をまっすぐ抜けていくと、この街のシンボルである「アントワープ聖母大聖堂」が見えてきます。
この大聖堂は童話「フランダースの犬」のモデルになっており、近くには主人公ネロと愛犬のパトラッシュの像があります。
寄り添った形で地面に像が作られているところが印象的です。
中に入ると、主人公ネロが憧れた「ルーベンスの絵画」を見ることができます。
私は時間の関係で見ることはできませんでしたが、じっくり1時間ほどかけて大聖堂内を見てみることもオススメします。
アントワープ市庁舎
先ほどご紹介したアントワープ聖母大聖堂のすぐ横に、アントワープのもう一つのランドマークである「アントワープ市庁舎」があります。
この市庁舎はベルギーで最大のルネサンス建築です。
市庁舎の中心の鐘楼部分はユネスコ世界遺産にも登録されており、非常に貴重な建物として認知されています。
ブラボーの像
アントワープ市庁舎の目と鼻の先にある「ブラボーの像」です。
アントワープという都市の名前の由来として、「ブラボーの物語」がよく出てきます。
約2000年前、アンティゴーンという巨人がシュケルデ川を跨いで立っており、その股の下を通る船に対して重い税を課していたそうです。その税を払わない者に対しては、その船の船長のて首を切り落としてしまっていました。
その話を聞いたローマ軍の勇者「ジュリアス・シーザー」の甥であるブラボーがアンティゴーン征伐に向かいました。数時間に及ぶ格闘の結果、ブラボーはアンチゴーンの手首と首を切り取り、シュケルデ川へと投げ捨てたそうです!
その伝説以来、現在のアントワープはhant(手首)+ warpen(投げ捨てる)という語呂からhantwarpen(アントウェルペン)と呼ばれるようになったそうです。
この話は作り話ではありますが、当時の人々は真実であると信じていたそうです。
ただの像ではなく、そのような深い理由が込められていることも魅力だと思います。
ステーン城
お次はアントワープ旧市街の中心部に位置する「ステーン城」をご紹介します。
アントワープでも最も古い建物でもあり、港にも近いことから2020年からはクルーズターミナルの機能も担っています。
ステーン城の入り口には小さな子供達をみおそる像が建てられています。
これは先ほどのブラボー像と同様、アントワープに伝わる昔話に登場した陽気な巨人「ランゲ・ワッパー」の像です。
ステーン城の中は、こぢんまりとした外観からは予想できないほど広々としたスペースが広がっています。1階はカフェになっており、ひと休憩するにはもってこいです。
市庁舎やブラボーの像がある「マルクト広場」からは徒歩数分で到着することができます。日本のガイドブックにはあまり乗っていないレアな場所なので、ぜひ行ってみることをお勧めします。
「マルクト広場」のクリスマスマーケット
先ほどご紹介した市庁舎やブラボーの像がある広場の一帯は「マルクト広場」と呼ばれています。クリスマスシーズン限定ではありますが、ヨーロッパらしいクリスマスマーケットを楽しむことができます。
ベルギー名物を楽しむことができるだけでなく、まるでイタリアのフィレンツェを連想させるようなレザーグッズなども充実しています。ベルギーのレザーもとても質が良く、かつ廉価で購入することができます。
現地の人と交渉さえすれば、より安く言い値で購入することもできます。
ぜひトライしてみてください。(くれぐれも口論にはならないように…)
ブリュージュのマルクト広場
ここからはアントワープではありませんが、アントワープ中央駅から片道約2時間ほどで行くことができる「ブリュージュ(ブレーメン)」もご紹介したいと思います。
ブリュージュの魅力13世紀に建てられた鐘楼、運河、手作りのレースなどたくさんあります。中でもブリュージュに着いて最初に目にするのはアントワープと同じ名称で親しまれている「マルクト広場」です。
(「マルクト」はドイツ語やオランダ語で「広場」を意味するので、同じ名称になってしまうのかもしれないです。)
ブリュージュの街の中心となっており、三角屋根の旧ギルドハウスで囲まれた広場がとても美しく、まるで絵葉書の中にいるかのような気分になります。
旧ギルドハウスは現在ではカフェやレストランになっており、地元の食材を使った料理を楽しむことができます。
ブルッヘの鐘楼
最後に、ブリュージュの「ブルッヘの鐘楼」をご紹介します!
この鐘楼はブリュージュのマルクト広場を象徴する建物です。ブリュージュ発展の象徴でもあり、様々な歴史的な絵画の中にも登場します。
誰でも中に入ることができ、その頂上まで登ることができます。登る方法は階段のみとなっているので、体力に余裕があれば登ってみてください。
きっと美しいブリュージュの絶景が一望できると思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ベルギーはブリュッセルだけでなく、アントワープやブリュージュなど、本当に魅力のある都市がたくさんあります。
見どころもたくさんありすぎて迷ってしまうこともあるかと思いますが、ぜひ今回ご紹介したお勧めスポットを参考にしてみてください。
それでは、これにてベルギー旅のご紹介を終えたいと思います。
次回はいよいよヨーロッパ旅最後の目的地である、イギリス・ロンドンについてご紹介します。お楽しみに!