【海外留学】留学先に悩む人へ|私がスウェーデンを選んだ3つの理由

【北欧留学】スウェーデンにトビタった話

こんにちは!
私は大学時代、約半年間スウェーデンのストックホルム大学で1セメスターの留学を経験しました。

できれば1年間通して留学したかったのですが、日本の大学と各学期の開始時期の違いもあり、半年間という期間にはなってしまいましたが、スウェーデンで学んだことは数多くあります。

本日は私が留学先にスウェーデンを選んだ3つの大きな理由と、スウェーデン留学のメリットデメリットをご紹介していきます。

  • 「留学先に悩んでいる」
  • 「海外留学に対してまだ不安感が強い」こんな考えの方にぜひご覧いただきたい内容です。
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留学先にスウェーデンを選んだ3つの理由

レベルの高い大学教育

スウェーデンの教育水準は世界的にもトップクラスです。スウェーデンには現在約50の大学があり、その学問の歴史は1600年から続いています。

「UNIVERSITAS 21」の2014年の調査によると、スウェーデンはアメリカに次いで二番目の教育水準を誇ると格付けされています。

また、世界の大学ランキング200位以内にランクインしたスウェーデンの大学は5つあります。

「Karolinska Institutet」が44位、私が留学した「Stockholm University」が98位、「Uppsala University」が同一の98位、次いで「Lund University」が119位、「Royal Institute of Technology」126位となっていました。

スウェーデン ストックホルム大学

上記は大学全体のレベルでのランク付ですが、学部ごとにもランキングがあるので参考にしてみてください。

この様なランキングからもスウェーデンの大学教育水準がいかに高いか見てとれます。

多文化が入り混じる社会

スウェーデンには50の大学がありますが、その中でもストックホルムには18の大学があり、約90,000人もの学生がいます。

スウェーデンの大学は出身がEU圏内であれば学費が無料になることから、様々な国の学生が集まっています。

また国全体で見ると、スウェーデンにおける外国にバックグラウンドを持つ人の割合は実に24.9%と世界的に高い割合となっています。

四人に一人は外国に何かしらの背景を持っているということです。日本ではあまり考えられませんね。

スウェーデン ストックホルム

スウェーデンがこれほどの移民大国になった歴史は1940年代から始まります。
特に2014年には約8万人もの難民を受け入れた事でも話題になりました。

海外メディアなどではスウェーデンの移民政策が機能していないとの報道も多々あります。確かに移民が問題となっている都市も少なくなく、国家としての財政難や社会保障への懸念も少なくありません。

しかし、スウェーデンの移民政策は常にその問題に順応する形で変化してきました。

実際にストックホルムに住んでみても、本当に多様な方々がそれぞれの生活を大切にしながら暮らしています。

その様な方達と日々交流することができるのはスウェーデンの特徴と言えるでしょう。

英語圏にない魅力

私が留学先を選ぶ際、真っ先に候補に挙がったのがアメリカでした。それは当然のことで、教育水準も国際的にオープンな街であることも、アメリカであれば完璧な条件だったからです。

しかし、アメリカには世界中の学生が毎年留学し、もはや留学生が当たり前の状態になっています。

その存在が当たり前であるが故に、留学生に埋もれてしまうのではないかという懸念がありました。

一方でスウェーデンは英語圏ではなく、人口規模もアメリカに比べはるかに少ないです。日本人の数も英語圏より少ないため、「日本人で集まって語学力が向上しない」という状態に陥ることもありません。

また、スウェーデンはほとんどの人が流暢な英語を話すことができるため、日常会話も英語ができれば何ら不便はありません。

スウェーデン語は英語と同じゲルマン語が発祥であり、相性がいいそうです。もちろん北欧の英語教育が進んでいるという要因もあります。

スウェーデン ストックホルム

社会民主主義、人権大国、平等主義、人道主義、福祉先進国などなど、スウェーデンは経済大国である日本と対を為す国でもあります。

しかしながら、部屋では靴を脱いだり、少し人見知りなところがあったりと、日本人と共通しているところも見られます。

スウェーデン留学は英語圏の留学では決して味わえない魅力があります。

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スウェーデン留学を経験してみて

私は主に上記の3つの要因が決め手となり、スウェーデンに留学することを決めました。

もちろんこの条件に当てはまる国は他にもたくさんあると思います。皆さんがそれぞれ学びたい分野によっても留学先は変わると思います。

時には憧れだった国で生活してみたい、という動機でも良いと思います。

大切なのは、留学先を自分の意志で決め、その期間を全力で充実させることだと思います。

少しでも皆さんの留学先選びの参考になれば嬉しいです。

それでは、今回は以上になります。これからも私の留学経験や役に立つ情報を発信していきます。お楽しみに!

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