【空中都市!?】ボリビア・ラパスを歩く|ボリビア観光のオススメと注意点

ボリビア・ラパスを歩く

こんにちは!
本日はボリビア・ウユニ塩湖に引き続き、ボリビアの大都市・ラパスについてご紹介します。

  • 「ボリビアに興味はあるけど治安が不安」
  • 「海外旅行は好きだけど南米はこれから行ってみたい」と思っている方はぜひご覧ください!

また、このブログで今まで「海外に興味はあるけど、なかなか踏み出せない…」と思っている方にも、海外旅行や留学の実現方法をご紹介していきます。

驚きの連続でした、、、ぜひ最後までご覧ください!

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ボリビア・ラパスについて

ラパスは実質上の首都

ボリビアの憲法上の首都は「スクレ」という都市ですが、「ラパス」は行政・立法府のある事実上の首都として認知されています。

中心街の標高は3600mを超えており、富士山の標高とほぼ同じになっています。
しかし、ラパスはすり鉢状の地形をしており、市街地の上と下では700mもの標高の差があります。従って、標高の高いところでは富士山をも悠に超えてしまうということになります。

その標高の高さから別名「雲の上の街」とも呼ばれています。

ボリビア・ラパス
ボリビア・ラパスのすり鉢状の街並み

後ほど写真も交えて詳しくご紹介しますが、すり鉢状の底側には富裕層が、縁の部分には低所得層が住むような構図になっています。

これはすり鉢状の地形の内側から都市開発が始められ、人口や建物が飽和してしまったことからそのような状況になっているそうです。

移動手段は空中で!?

以前の記事でもご紹介したウユニ塩湖の絶景を満喫した後、8時間ほど夜行バスに乗り、ボリビアの実質上の首都「La Paz」に到着しました。

実はウユニ塩湖に向かう道中、バスの乗り換えでラパスには一度来ていましたが、3時間ほどしか滞在できていませんでした。

今回は2日間、余裕を持ってラパス観光をしてきました。

ボリビア・ラパス
ボリビア・ラパス
ボリビア・ラパスのロープウェイ

まず、ラパスに来て最初に驚いたものがこれです。

なんと、街中にロープウェイが張り巡らされており、完全に国民の移動手段となっているのです・・!

しかも一回の乗車でかかる料金はわずか100円ほどで(区間ごとに料金が決められています)ラパスの街を上から眺めながら簡単に移動ができてしまうのです。

ロープウェイですから当然、電車のようにダイヤは存在せず、来たゴンドラにそのまま乗ってしまえば良いのです。これは大変便利で、プライベートな空間も確保され実に快適です。

ボリビア・ラパス
ボリビア・ラパス

このような感じで、町の至る所からゴンドラを目にします。

ボリビア・ラパス
ボリビア・ラパスのロープウェイ乗り場

ロープウェイを活用して観光も

ロープウェイの乗り場はこのように大変きれいに整備されています。(日本の駅より断然きれいなのでは。。。)

このロープウェイは観光にもとても活用でき、終点(山頂)からはもの凄くきれいな景色が楽しめます。

ボリビア・ラパス
ボリビア・ラパスのロープウェイ頂上から
ボリビア・ラパス頂上
ボリビア・ラパスの頂上

さらに、夜になると町中のライトが照らされ、幻想的な夜景が見られるのです!

ボリビア・ラパス 夜景
ボリビア・ラパス 夜景
ボリビア・ラパスの夜景

思わず南米であることを忘れてしまうほどの綺麗さです。

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ラパスのスラム街「エル・アルト」

昼の時間帯に訪れよう

しかし、この綺麗に光っている街並みは貧困層の方々が住んでいる家々が密集している証しでもあるのです、、、

これまでの写真を見返すと、山の斜面に沿って無数の家が建てられているのがわかると思います。

それは、平地に富裕層が高層ビルを建て、余った山の斜面の土地に貧困層が自分たちで家を建てるという社会の構図にもなっているのです。

ボリビア・ラパス スラム街
ボリビア・ラパス スラム街
ボリビア・ラパス スラム街
ボリビア・ラパスのスラム街「エル・アルト」にて

この貧困層の地区は通称「El Alto(エルアルト)」と呼ばれ、観光客は一般には立ち寄らない方が良い危険地区とされています。(スラム街のようなものです)

エルアルトへは山頂の駅などからアクセスすることが可能ですが、私も昼間に少しだけ足を踏み入れただけで、すぐに安全なところへ戻りました。

それぐらい雰囲気はありました。。。

皆さんもラパスへ行く際はお気をつけください。

ボリビア・ラパス ロープウェイ
ボリビア・ラパスのロープウェイ乗り場にて

ラパス観光の注意点

高山病対策は徹底して

ボリビア・ラパスの標高はものすごく高く、平地でも高度3000メートルを超えています。
普通に歩いたり坂を登ったりするだけで息切れしてきます。これはペルーでも同じことですが、高山病対策は徹底しておくことをお勧めします。

特に、スラム街「エル・アルト」などの場所に行くと高度は4000メートル以上になります。私は水分補給はこまめに行い、睡眠もしっかりと取っておきました。

ラパスのホテル事情

ホテルについてですが、一泊3000円ほどで泊まれるところが多いです。
外資系のホテルも多く、清潔でシャワーもしっかりとでるところもあるので、事前にチェックしてみてください。

食事は屋台からホテルのディナーまで幅広く食べましたが、非常に美味しいです。特にホテルの食事は3000円ほどで立派なコース料理をいただくことができます。

ボリビア・ラパスのレストラン
ボリビア・ラパスのレストラン

そして食事を食べ終わり、お金を払おうとホテルの方に現金を渡しました。
そこでホテルの方の表情が急に神妙な顔つきになり、一言、、、

「これは偽札です。」

!!!

衝撃の一言でした。
なんと、先日ウユニで引き下ろしていた現金が偽札だったのです、、!!

あまりにも驚き、笑ってごまかすしかありませんでした。

ホテルの方も私が日本人ということもあり、笑って対応いただきましたが、それで支払おうとしていたことがなんとも恐ろしかったです。(もちろん本物のお金でお支払いしました)

こんなことも短期間の滞在で十分に起こり得ます。

何が起きても冷静に対処できるよう、日頃から細かい物事に対しても注意を払いたいものですね。

ボリビア・ラパスへのアクセス

チチカカ湖周辺の町「コパカバーナ」を経由

ペルー国境
ペルーとボリビアの国境にて

ラパスでの2日間の観光を終え、行きと同様に長距離バスでペルー・クスコまで戻りました。これはペルーとボリビアの国境の写真です。

この国境の入国審査がなかなか曲者で、どれだけ用意周到に準備しても確実に時間がかかるので、気長にやってもらいましょう。笑

コパカバーナ
コパカバーナ
ボリビア・コパカバーナにて

途中、「コパカバーナ」という街でバスを経由しました。
ここはチチカカ湖という湖の近くの町で、ほのぼのとした空気が流れています。

この街で1泊過ごしてみるのも大いにお勧めします。

南米の旅を振り返って

ラパスの夜景
ラパスの夜景

最後に、ラパスの夜景で南米旅を締めくくりたいと思います。

南米は行く前は治安が悪く、危ないようなイメージが強かったです。確かに治安が悪く、近寄らない方がよい場所も多いです。

ですが、しっかりと知識を付け、事前に準備を行っておけば、安全で記憶に残る素晴らしい旅の時間を送ることができます。

ぜひ、私の今までの記事もご参考いただけますとありがたいです。

それでは、次回からも海外に関する記事をどんどん上げていきますので、引き続きよろしくお願いいたします!

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